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春日井 順三 1958/5/9生まれ
巴幼稚園はカソリックだったと思う。
普通の子たちの倍以上の身体だった俺は暴れん坊だった。
毎日、遊具の大きな積み木を奪って大きな城を建てた。
唯一小さな女の子をかばっていたという。
小学校入学式の頃には体重はすでに40キロを超えていた。
相変わらずの乱暴者は嫌われた。誰も遊んでくれなくなった。
本来が寂しがり屋の弱虫なので毎日が辛かった。
そして三年の学芸会では「犬の目」という落語をやり
人を笑わせる喜びを知るようになっていった。
授業中は皆を笑わすために精神を集中させていった馬鹿である。
国語の授業の朗読は大好きだった。
六年の学芸会で「ばんななと殿様」という劇に出演して褒められた。
よし!おら役者になる。と決めたのはその時だ。
高校入試の時の面接官が柔道の担任であり、スポーツ特待生として
スカウトされた。
一年の時の担任が「彼はオリンピック候補です」と紹介した。
しかし練習しなかった。
そして三年の時に「ぎんざNOW 素人コメディアン道場」の
チャンピオンになった。
この時は練習したなあ。
やがて役者も演るようになった。
当時は体重も百三十キロほどあって、相撲取りの役が多かった。
千代の富士、若貴時代のブームだった。
結婚、子育て、離婚とあって
未だに演技のレッスンを受けようとしているのであるが
果たして自分は本当に役者をやりたいのかという
問いかけの毎日なのでありました。
☆代表作
[TV] 「さわやか三組」 NHK教育(2001)
「相棒 Season10」 16話 EX(2012)
「賢者の愛」 4話 WOWOW(2016)
[舞台] 「熊」 アントン・チェーホフ作 守輪咲良演出(2012)
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