山口 智恵 1961/12/10生まれ
小さい頃から演じることが大好きで、TVで見た『アタックNO.1』の鮎原こずえ役、『サインはV』のジュン、サンダース役などしてよく遊んでました。
高校ではESS部で英語劇を。女子高なので、背の高い娘が男役。私はチビだから女の子役。
というか部員が少ないからラッキーなことにいつもヒロイン。「青い鳥」のミチル「ある愛の詩」とか。
大阪芸大舞台芸術学科で演劇の基礎を学び、その後、東京へ進出。大学同期の「ピンクの電話のみやちゃん」と狛江の銭湯の3階で共同生活。
狭いアパートのため、押入れを二段ベットに。もちろん、みやちゃんが下でした。
大谷亮介氏が創った「東京壱組」の旗揚げから解散までの10年間、全作品に出演。ヒロインは余貴美子さん。
私は、いつもなんか変な役がまわってきて…外人(東南アジア人)やら、動物やら、火星人やら…。しかし楽しかった。
とにかく情熱的で、時間を惜しまず稽古をしまくる大谷さん。
怒鳴られまくった時代もあるけれど、そのおかげで面白いものを作る術をたくさん教わりました。
今でも一番の師匠です。
着物が好きで、お茶や三味線にのめり込んだりもしてます。
一見、リアリティがないと思いきや、とてもリアリティがある女優、それが山口智恵。
(インタビューより抜粋)
☆代表作
[TV] 連続テレビ小説「オードリー」 レギュラー NHK(2000)
[映画] 「のど自慢」 井筒和幸監督(1998)
「アルビノの木」金子雅和監督(2016)
[舞台] 「大漫才」 東京壱組公演(1987)
「ブレヒト・オペラ」 演出:佐藤信(1999)
「お隣の脱走兵」 演出:西川信廣(2000)
「音楽劇 センセイの鞄」 演出:久世光彦(2005)
「音楽劇 ぼんち」 演出:マキノノゾミ(2008)